販売管理システム:Y社様
インボイス対応に加え、金額計算方法も見直したい・・・
お客さまの概要・導入システム
リサイクル業
販売管理システム
主な対応内容:インボイス制度への対応、金額計算方法の変更
お客さまの課題
- インボイス制度への対応として、帳票に
インボイス登録番号や消費税率を表示したい。 - システムで自動計算される金額について、
小数点以下を切り捨てる計算方法に変更したい。
解決策:帳票表示の見直しと金額計算方法の変更
- 対象となる4種類の帳票について、インボイス登録番号と消費税率の表示に対応する修正を行う。
- 対象となる5項目の金額計算について、計算結果の小数点以下を切り捨てる処理に変更する。
今回は、販売管理システムにおけるインボイス制度への対応と、金額の自動計算方法を見直す改修事例をご紹介します。
インボイス制度への対応
修正対象となる4種類の帳票
インボイス制度への対応として、販売管理システムから出力する4種類の帳票を修正対象としました。
- 納品書
- 納品書の再発行用帳票
- 納品書の控え・再発行用帳票
- 請求書の再発行用帳票
業務システムでは、通常発行する帳票のほか、再発行用や控え用など、用途に応じて複数の帳票が用意されていることがあります。
そのため、制度変更に対応する際には、必要な情報を追加するだけでなく、対象となる帳票を漏れなく確認することが重要です。
今回の事例では、対象となる4種類の帳票に、インボイス登録番号と消費税率を表示するための修正を行う内容となっています。
登録番号と消費税率の表示
対象帳票にインボイス登録番号と消費税率を表示できるようにすることが、今回の主な対応内容の一つです。
既存の帳票を制度変更に対応させる場合、必要な表示項目を追加しながら、従来の帳票レイアウトとの整合性にも配慮する必要があります。
なお、今回の帳票表示の見直しと、金額そのものの計算方法の変更は、別々の改修内容として整理しています。
消費税率をマスタから取得する仕組み
消費税率については、システム内のマスタ情報から取得し、帳票に表示する仕組みとしました。
表示する税率をプログラム内に直接記述する方式ではなく、マスタ情報から取得する構成にすることで、将来的に税率の変更が必要になった場合にも、設定情報を見直すことで対応しやすくなります。
このように、目の前の制度変更に対応するだけでなく、将来の変更やメンテナンスのしやすさを考慮することも、既存システムを継続して利用するうえで大切です。
帳票の印刷テストで確認するポイント
帳票の修正では、必要な情報が表示されることに加え、印刷時のレイアウトが適切であることも重要です。
今回の対応では、1ページで出力する場合と複数ページにわたる場合の印刷テストを実施しました。
帳票の修正後に確認する際は、登録番号や消費税率の表示位置、既存の表示項目との重なり、ページをまたいだ場合のレイアウトなどが主な確認ポイントになります。
金額計算方法の変更
対象となる5項目
もう一つの対応は、販売管理システムで自動計算される金額の処理方法の変更です。
今回は、受入金額や、品目ごとの数量・単価をもとに計算する金額など、合計5項目を対象に改修しました。
業務システムでは、入力した数量や登録されている単価などをもとに、金額を自動計算する仕組みが使われています。こうした計算処理は、業務上のルールに合わせて調整が必要になる場合があります。
金額の計算結果を切り捨て処理に変更
対象となる金額項目について、計算結果に含まれる小数点以下を切り捨てる処理に変更する内容です。
例えば、計算結果が「123.8」の場合、小数点以下を切り捨てて「123」とします。
今回のポイントは、対象となる5項目の金額計算について、計算結果の小数点以下を切り捨てる処理に変更することです。
このように、既存システムの計算処理を業務上のルールに合わせて変更することで、システム全体を作り直すことなく、必要な機能を改善できる場合があります。
今回の改修費用の目安
インボイス制度への対応
対象となる4種類の帳票への登録番号・消費税率の表示追加と、マスタ情報から税率を取得する仕組みへの対応です。
費用の目安:15万円前後
金額計算方法の変更
対象となる5項目について、計算結果の小数点以下を切り捨てる処理に変更する対応です。
費用の目安:5万円前後
※上記は見積内容をもとにした費用の目安です。最終的な請求額を示すものではありません。
既存システムの機能改善にも対応
今回は、販売管理システムについて、インボイス制度への対応に伴う帳票表示の見直しと、金額の自動計算方法の変更を取り上げました。
既存システムを長く利用していると、制度変更への対応だけでなく、日々の業務に合わせて機能や計算方法を見直したい場面も出てきます。
例えば、次のようなお悩みはありませんか?
- 現在使っているシステムに機能を追加したい
- 金額の計算方法を業務に合わせて変更したい
- 帳票の表示内容やレイアウトを見直したい
- 使いづらい部分を改善したい
今回ご紹介した内容に限らず、既存システムの改修や機能追加、
動作不具合、日々の業務で感じている不便な点など、
システムに関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。


