インボイス制度が始まる!請求書の修正ポイント
2023年10月から始まるインボイス制度ですが、ちらほらとお問合せが増えてきました。
まだ先の事とお考えの方も多いと思いますが、
今回は請求書の修正ポイントを簡単にお伝えさせていただきます。
最大3つの項目を追加するだけ
1.インボイス登録番号
2.適用税率
3.適用税率ごとに区分した消費税等
インボイス制度によって請求書に追加する義務があるのは、上記3つの項目になります。
2.適用税率、3.適用税率ごとに区分した消費税等に関しては、
消費税が10%に上がった2019年に対応済みのお客さまも多いのではないでしょうか?
もし既に対応済みであれば、
今回のインボイス制度では「インボイス登録番号」を請求書に追加すればクリアです。
簡単ですよね?
1.2.3.が未対応のお客さまも難しいことはありません
2.3.を対応していないということは、全ての請求品目が消費税10%ということですよね?
「全ての請求品目が消費税10%」であれば、そもそも請求書に8%の記述はいりません。
極論、【10%対象】と今までの請求書に記述するだけで要件を満たすことができます。
例えば、
現状の「消費税」という項目名を⇒「消費税(10%対象)」に変更すればOKということです。
「消費税(10%対象)」が、2.3.を満たします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あまり難しく考える必要はありません。
インボイス制度の本質を理解し、最小限のシステム変更をしていただければと思います。
請求書の雛形をAccessのレポートで作っていれば、ご自身でもすぐに修正が可能ですね!
Access再生プロジェクトの発起人。大手SIer→フリーランス→現在に至る。大規模基幹システムからCtoCのサイト構築まで幅広い経験を持つ。
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