請求管理システム:S社様
古いAccessの業務エラーをどう解決したか
お客様の概要・導入システム
製造業
請求管理システム
主な機能: 取引先情報の管理、請求書発行、メール送信、入金管理など
PC環境: サーバー(共有フォルダ)1台、クライアントPC数台
お客さまの課題
古いAccessの影響で請求書を発行できない
請求書を発行する際、該当する顧客データを検索・表示できない不具合が発生していました。
その結果、請求業務が滞り、お客様が困っている状況でした。
古いAccessを使い続けることへの不安
サポートが終了した古いAccessを使い続けることによる、
将来的な動作不良やセキュリティ面のリスクを懸念されていました。
そのため、新しいAccess環境でも問題なくシステムを利用できる状態にしたいとのご要望がありました。
Access以外の環境周りも改善したい
古くなった最新のPCを最新のPCを入れ替える対応を行いました。
Accessバージョンアップ + エラー解消
ご相談を受け、まずはエラーが発生しているAccessファイルと、
VBAやクエリなどのプログラムを調査しました。
古いAccessから新しいAccessへ移行する際は、
既存プログラムの記述やファイル形式などを確認し、新しい環境に合わせた修正が必要になる場合があります。
今回は、以下の対応を行いました。
32bit/64bitの違いに対応
古いAccess環境(32bit版)から、新たに導入するAccess環境(64bit版)へ移行するにあたり、既存のVBAプログラムを確認しました。
32bit版と64bit版では、Windows APIの宣言など、一部のVBAコードに互換性の問題が生じる場合があります。
そのため、既存コードを確認し、新しい環境で動作するよう必要な修正を行いました。
新規顧客の請求書発行時エラーの解消
調査の結果、請求書発行時に発生するエラーについて、データ型やSQL文の記述など、処理内容に問題がある箇所を確認しました。
該当する処理を調査・修正し、新しいAccess環境で請求書を正常に発行できるよう対応しました。
一覧の表示順や文字フォントの崩れに対応
Accessのバージョンが変わると、画面や帳票の表示に差異が生じる場合があります。
今回は、一覧画面の表示順や文字フォント、レイアウトなどを確認し、必要に応じて調整を行いました。
ファイル形式の変更への対応(.mdb → .accdb)
旧形式のAccessファイル(.mdb)から、新しい形式(.accdb)への移行に伴い、既存プログラムやクエリ内でファイル名・パスを参照している箇所を確認しました。
新しいファイル形式や移行後の環境に合わせて、必要な修正を行いました。
メール送信機能の改修・動作確認
Accessからメールを送信する機能についても、新しい環境での動作を確認し、必要なプログラムの修正を行いました。
送信テストやエラー発生時の処理を確認し、請求書や連絡メールを送信できるよう対応しました。
モニター増設とPC初期化設定(環境整備)
Accessのバージョンアップとあわせて、業務環境を改善するためのPCや周辺機器の整備も実施しました。
PCの初期化と初期セットアップ
対象PCの初期化を行い、必要なソフトウェアや設定を再構成しました。
Accessシステムを利用するための環境を整え、業務で使用できる状態に再設定しました。
マルチモニター環境の構築
作業効率の向上を目的として、モニターの増設を行いました。
画面領域が広がることで、Accessの画面を表示しながら別の資料やメールを確認するなど、複数の画面を活用した作業が行いやすくなりました。
今回の対応費用について
今回の事例では、Accessシステムの調査・改修に加え、複数台のPCセットアップやモニター増設なども実施しました。
ご対応費用の目安:100万円台後半
※上記は今回の事例における参考費用です。実際の費用は、システムの規模や調査・改修の範囲、PC台数、周辺機器などによって異なります。
※エラーの修復や特定機能の改修など、対応範囲を限定することで費用を抑えられる場合もあります。
まとめ
古いAccessを使用している場合、新しいOSやAccessへの移行に伴い、既存システムの動作確認やプログラムの修正が必要になることがあります。
今回のように、AccessのバージョンアップとあわせてPCの初期化・再設定やモニター増設などを行うことで、システムの移行だけでなく、日々の業務環境の改善にもつなげられます。
「Accessでエラーが発生している」「古いAccessを新しい環境へ移行したい」「システムの入れ替えとあわせてPC環境も整備したい」とお考えの企業様は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。


