Microsoft Access 製品版とランタイム版の違いを簡単に

2023/05/15(更新日:2023/05/15) Accessコラム

「製品版とランタイム版どっちにしようかな・・・」と

Accessのライセンス費用と機能について気になっていませんか?

 

先日バージョンアップ作業中のお客さまに

Accessの製品版とランタイム版を説明をする機会がありました。

 

そのときの資料をもとに、

製品版とランタイム版の違い、メリット・デメリットを簡単にまとめます。

Accessをバージョンアップするときの、参考にしていただければ幸いです。

製品版とは

Accessの全機能が使用できます。

ランタイム版(Rumtime)とは

Accessの全機能が使用できません。

※製品版で作成されたAccessアプリケーションを、実行できる(動かせる)だけです。

製品版のメリット、デメリット

メリット Accessの全機能が使用できる
デメリット 1ライセンスごとに約2万円の費用がかかる
(Office Professionalの場合は約7万円)
Access2021のサポート期限は2026年10月まで

ランタイム版のメリット、デメリット

メリット 無料で使用できる
デメリット データベースおよびアプリケーションの機能追加・変更ができない
Accessの起動時に「セキュリティに関する通知」のダイアログが毎回表示される
テーブルやクエリ・フォームやレポートなどを、手動で開くことができない
※製品版で作成されたAccessの機能(プログラム)から開くことはできる
プログラムでエラーが発生した場合は強制終了する
Access開発サポートがわかる、
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