業務を効率化!Access開発の6つのメリットと2つのデメリット
「業務を効率化したいけどAccessを活用してなんとかできないだろうか」「システム開発を少ない費用で実現できないだろうか」
多くの人が、システムの導入は費用が膨大にかかり導入後の運用が難しいと考えています。
小規模のシステム開発をお考えの場合、そのお悩み、Accessを使ったシステム開発で解消できます。今回は、弊社のAccess開発の実績から、Access開発のメリットとデメリットについてお話しします。
Accessとは
Microsoft Office製品の1つであるデータベース管理ソフトです。家電量販店で簡単に購入できるソフトウェアなので、個人から中小企業で比較的導入しやすいソフトと言えます。
Accessには2つの大きな特徴があります。
・簡易的なデータベースを持っている
・システムを比較的簡単に作成できる
Accessはただのデータベースではなく、「データベース + アプリ」であることに特徴があります。データベース ・ 開発環境 ・ 実行環境 が一つにまとまっているので、システム開発が容易に行えます。
ソフトの導入がしやすくシステム開発も容易にできますが、やはりメリット・デメリットがあります。
Access開発の6つのメリット
1.開発コストが抑えられる
機能に制限はありますが、形式的な方法ですすめる分開発コストを抑えることができます。シンプルでわかりやすい画面設計を、時間をあまりかけずに作ることが可能です。また、入力したデータをデータベースに蓄積し、検索や集計といった機能を容易に作成できます。
2.動作環境がシンプル
パソコンに、MicrosoftOfficeシリーズのAccessをインストールすれば動作します。
※Accessランタイム(無料)を使用すれば、Accessを購入する必要はありません。
3.業務の効率化ができる
毎日のExcelでのデータ入力業務などを、Accessを用いたシステムを使うことで手間なく処理することが可能です。
4.Excelからのアップサイジングに最適
データ量が大きい、データベース的な要素が必要になってきた場合に最適です。
※最大2ギガバイトまで
5.データの取込み、出力が簡単(インポート、エクスポート)
良く使用するテキスト、CSV、Excel形式のデータを簡単に取込み・出力が可能です。
6.バックアップやコピーが簡単
アプリもデータも全てMDBファイル(1つ)に書き込まれていますので、扱いが簡単です。
Access開発の2つのデメリット
1.データベースのファイルサイズが決められている
Accessはデータベースのファイルサイズが2GBと決められています。大規模なデータベースを使用するシステム開発には向いていません。
2.多人数で同時処理には向かない
複数人でひとつのデータベースを共有利用する場合、膨大なデータ量の操作は動作が重くなります。
まとめ
今回は『業務を効率化!Access開発の6つのメリットと2つのデメリット』についてお伝えしました。
Accessは、中小企業向けのシステム開発には適しているため選択肢として考えておくべきだと思います。
手作業で行っている処理、Excelでの面倒なデータ入力などの手間や様々な業務上でのちょっとした面倒なタスクを効率化するためには、Access開発をご検討ください。
Access再生プロジェクトの発起人。大手SIer→フリーランス→現在に至る。大規模基幹システムからCtoCのサイト構築まで幅広い経験を持つ。
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