Microsoft Access リンクテーブルマネージャの使い方(Access2021、Microsoft365)

2024/05/02(更新日:2024/07/31) Accessコラム

Accessのリンクテーブルマネージャ使用して、リンクテーブルを張り替える方法をご紹介します。

 


目次

 

 <はじめに>

 <リンクテーブルの張り替え手順>

 <まとめ>

 


<はじめに>

 

この記事では、下図のように2つのAccessファイルで構成されたシステムを例として説明します。

リンクテーブル張り替えの操作は、クライアントPCで行います。

下図の場所に各ファイルが配置されているとします。

 

画面用.accdbは、クライアントPCとは別の開発用PCで作成されたため、

下記のようにリンク先を変更したいと思います。

 

・現在のリンクテーブルリンク先

C:\Users\xxxxx\Desktop\開発フォルダ\データ用.accdb

  ↓リンクテーブルを張り替える

・張り替えたいリンクテーブル先

F:\Data\データ用.accdb

 


<リンクテーブルの張り替え手順>

 

手順.1

画面用のAccessを開き、画面上部のメニューから「外部データ」→「リンクテーブルマネージャー」の順に開きます。

※画面上部のメニューが表示されない場合は、[SHIFT]キーを押しながらAccessを開いてください

現在設定されているリンク先が表示されます。

 

手順.2

データソース名の左側のチェックボックスを選択します。

※その下のチェックボックスも、連動して選択されます

その後、「編集」ボタンを押します。

 

手順.3

張り替えたいリンクテーブル先のファイル名を入力します。

その後、「保存」ボタンを押します。

 

手順.4

「更新」ボタンを押します。

右側に「成功」と表示されれば完了です

※ファイル名が長い場合は、右にスクロールしないと「成功」の表示が見えないことがあります

 

エラー時

ファイル名の指定を間違った場合は、下記のようなエラーになるので、

張り替えたいリンクテーブル先のファイル名を入力する(手順.2)に戻って、ファイル名を修正してください。

 

以上でリンクテーブルの張り替えは終了です。

 


<まとめ>

 

いかがでしたか?

Access2021(または、Microsoft365)のリンクテーブルマネージャーは、過去のAccessのバージョンと比べると機能が豊富です。

他にも便利な機能が色々あるので、今後また別の記事でご紹介していきたいと思います。

Access開発サポートがわかる、
3つのコンテンツ