対処法:フォームを開くことができません。エラー番号:2121
今までトラブルもなく使えていたAccessが・・・突然
フォーム(画面)が開けなく、表示されなくなることがあります。
その原因は「フォームが壊れた」可能性があります。
Accessから以下のような画面・メッセージ・エラー番号が出ていませんか?
‘〇△◇画面’ フォームを開くことができません。
このフォームには、〇△◇システム が認識できないデータが含まれます。
フォームを作成し直してください。データベースのバックアップがあるときは、バックアップファイルからフォームを復元してください。
エラー番号:2121
フォームが壊れる原因は?
フォームが壊れる原因は明確に判断はできませんが、
同じAccessファイルを「同時に複数人で開いている」場合に壊れる可能性が高まります。
我々の経験では「フォームが壊れた」というお客さまのほとんどが上記状態でAccessを使っていました。
対処法として
バックアップ(フォームが壊れる前のAccessファイル)があれば、
バックアップのフォーム(壊れていない)を現在お使いのAccessファイルにインポートし復元することができます。
フォームのインポートはAccessの標準機能にあります。
しかし、Runtime版をお使いの場合はインポートできません。
バックアップが無い場合は、フォームを作り直すしかありません。
今後の対応として
フォームの復元に成功したとしても、
「同時に複数人で開いている」状態を続けると、またフォームが壊れる可能性があります。
フォームを壊さないために、弊社ではAccessファイルを2つ分ける方法をおススメしております。
通常1つAccessファイル内にフォーム(画面)とデータベース(情報)が一緒に入っていますが、
フォームとデータベースを分け2つのAccessファイルを作る方法です。
Access再生プロジェクトの発起人。大手SIer→フリーランス→現在に至る。大規模基幹システムからCtoCのサイト構築まで幅広い経験を持つ。
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