ADP(Access2010)のバージョンアップ費用は安くありません。
2020年に入り、ADPファイルのバージョンアップ依頼が増えました。
それもそのはず、2020年10月にAccess2010のサポートが終了したからです。
ADPファイルのバージョンアップは、けっこう大変です。
なぜなら・・・
修正箇所を洗い出し、1つ1つ手作業でプログラムを変更していく必要があるからです。
バージョンアップの費用感
100万 ~ XXX万円
バージョンアップ費用だけで、最低100万円はかかります。(弊社実績)
理由は2つあります。
1つは、上記で述べた「1つ1つ手作業で」という所。
(手作業=時間がかかる)
2つ目は、システム規模が大きい。
(ADPを採用するくらいなので、システム規模が小さくはない)
手作業 × N(修正箇所の数) = 【費用】となります。
もちろん、Nが少なければ費用は下がります。(100万円以下にもなる)
なぜADPファイルで作ったのか?
当時ADPファイルで作った(選んだ)一番の理由は、
費用が抑えられる(安く済む)からだと思いますが・・・
具体的には以下の要件からADPファイルへ着地したのではないかと。
・費用が安く済む。
・システムにそれなりの規模感が求められた。(大き目)
・帳票が必須だった。
まとめ
Access2013以降はマイクロソフト社がADP機能を廃止してしまいました。
よって、最新のAccess(例えばAccess2019)ではADPファイルが使えないため、
バージョンアップが必要になります。
こちらの記事で技術的な情報も書いておりますので、合わせてご覧ください。
Access2010のサポート終了間近。ADPファイルは移行が必要です。
Access再生プロジェクトの発起人。大手SIer→フリーランス→現在に至る。大規模基幹システムからCtoCのサイト構築まで幅広い経験を持つ。
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