ADP(Access2010)のバージョンアップ費用は安くありません。

2020/11/30(更新日:2020/12/01) Accessコラム

2020年に入り、ADPファイルのバージョンアップ依頼が増えました。

それもそのはず、2020年10月にAccess2010のサポートが終了したからです。

ADPファイルのバージョンアップは、けっこう大変です。

なぜなら・・・

修正箇所を洗い出し、1つ1つ手作業でプログラムを変更していく必要があるからです。

バージョンアップの費用感

100万 ~ XXX万円

バージョンアップ費用だけで、最低100万円はかかります。(弊社実績)

理由は2つあります。

 

1つは、上記で述べた「1つ1つ手作業で」という所。

(手作業=時間がかかる)

 

2つ目は、システム規模が大きい。

(ADPを採用するくらいなので、システム規模が小さくはない)

手作業 × N(修正箇所の数) = 【費用】となります。

もちろん、Nが少なければ費用は下がります。(100万円以下にもなる)

なぜADPファイルで作ったのか?

当時ADPファイルで作った(選んだ)一番の理由は、

費用が抑えられる(安く済む)からだと思いますが・・・

具体的には以下の要件からADPファイルへ着地したのではないかと。

・費用が安く済む。

・システムにそれなりの規模感が求められた。(大き目)

・帳票が必須だった。

まとめ

Access2013以降はマイクロソフト社がADP機能を廃止してしまいました。

よって、最新のAccess(例えばAccess2019)ではADPファイルが使えないため、

バージョンアップが必要になります。

こちらの記事で技術的な情報も書いておりますので、合わせてご覧ください。

Access2010のサポート終了間近。ADPファイルは移行が必要です。

Access開発サポートがわかる、
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